キャバクラのヘルプの役割は“つなぎ”
皆さんは、キャバクラのヘルプについてどれくらいご存知でしょうか?ヘルプとは、言わば他のキャバ嬢の「つなぎ」的な役割のこと。
キャバクラでは指名キャバ嬢に複数の指名が入った場合、お客さんの席に順番に着かなくてはなりません。指名したキャバ嬢が来るまでの間、お客さんを一人にさせないよう指名キャバ嬢の代わりとしてお客さんを接客することがヘルプの役割。
「なんだ、じゃあヘルプは自分のお客さんじゃないから適当でいっか!」と感じるかもしれませんが、それはNG!
指名キャバ嬢の隣についている間も、ヘルプとしてやらなければいけないことがいくつかあります!それは大きく分けて以下の4つ。
お酒を作る
指名キャバ嬢が会話に集中できるように、ヘルプはお酒作りを担当します。お客さんのグラスが空いていればすかさずドリンクを作るなど、状況を見て動くスキルが求められます。
テーブルを綺麗にする
お客さんが食べたものやタバコの吸いカスなど、気づけばテーブルが汚れていることもありますよね。そんな時はヘルプの出番で、率先してゴミを片付けるなど、常に綺麗な状態をキープするように努めます。
お酒を飲む
お客さんがヘルプにもお酒を勧めてくれたら、喜んで頂くのが基本的なマナー。指名キャバ嬢以外の女の子にもドリンクを頼んでくれるのは、お客さんが太っ腹な証拠です!
会話を盛り上げる
いくら場が盛り上がっていても、ヘルプが暗くてブスッとしていたら台無し。ヘルプであっても会話を盛り上げられるよう努力することが大切です。
初心者さんは、まず指名キャバ嬢に合わせてリアクションを取ると良いでしょう!
ヘルプにつくメリットはたくさんある
ヘルプにつくことは、キャバ嬢にとってたくさんのメリットがあります。ここでは、ヘルプにはどんなメリットがあるかをご紹介していきたいと思います!
接客スキルが上がる
ヘルプにつけば、指名キャバ嬢の接客を間近で観察することができます。ということは、売れっ子キャバ嬢のテクニックや会話術を勉強するチャンス!
直接学ぶことで、今まで以上に接客の幅が広がりますよ。
場内指名をもらうチャンス
お客さんのお気に入りヘルプになれたら、次回から場内指名をもらえる可能性が高くなります!また指名キャバ嬢からの支持を得れば、「○○さんのヘルプといえば○○ちゃん」と代わりにお客さんに場内指名を提案してくれることも。
指名を引き継げる可能性がある
ヘルプを真面目にこなしていると、他のキャバ嬢が退店する時にお客さんを紹介してくれて、そのまま本指名を引き継げることがあります。
また、ヘルプに何度かついてお客さんに気に入ってもらえている可能性を感じたら、指名キャバ嬢がお客さんを紹介してくれるパターンもあります!
ヘルプのキャバ嬢が絶対にしてはいけないこと
キャバクラでは、ヘルプのキャバ嬢が絶対にしてはいけないNG行動があります。もししてしまったら、お店での信用はがた落ちするし女の子達から冷たい目で見られることも。
そうならないためにも、ヘルプに入る際は必ず以下のことを守るようにしましょう!
指名キャバ嬢がいる客との連絡先の交換/名刺の交換
指名キャバ嬢のお客さんから連絡先を聞かれるても、絶対に交換してはいけません!なぜなら、連絡先を交換した時点でお客さんを横取りしたとみなされるから。
もしお客さんに聞かれたら、角が立たないよう優しく断りましょう。
ドリンクやプレゼントなどのおねだり
ドリンクやプレゼントのおねだりは、指名キャバ嬢だけの特権。ヘルプのキャバ嬢である以上、売上げになるからと営業やおねだりを積極的にしないようにしましょう。
また席に着く前に、指名キャバ嬢からお客さんに関する情報を教えてもらうことができたらベスト!
何をしたら喜ぶのか、逆にしてはいけないことなどを知っておけば、ヘルプでも上手く立ち振る舞うことができます。
キャバ嬢の個人情報を話す
たまに、ヘルプの女の子に「○○ちゃんのこと教えてよ?」と指名キャバ嬢の情報を聞きたがるお客さんがいます。そこでお客さんからの株を上げたいばかりに、「ここだけの話ですよ」と個人情報を話すのは絶対にNG。
キャバ嬢のなかには身バレしたくない女の子もいますし、話したことがバレればお店や女の子から白い目で見られるでしょう。
ボディタッチ
男性というのは女性のボディタッチに弱い生き物。ヘルプでありながら指名キャバ嬢がいるお客さんにベタベタするのは、オススメできません。
お客さんに、「自分に気があるんじゃないか?」と勘違いさせてしまいかねませんからね。また周囲のキャバ嬢からも、「指名キャバ嬢からお客さんを取ろうとしてる」と見られてしまいます。
ヘルプであることを忘れずに、あくまでもサポート役として場の雰囲気に合った接客をしましょう。
ヘルプ中にトイレで席をたつこと
そもそもヘルプをつける目的は、お客さんを席で一人にしないため。指名キャバ嬢がいない穴を埋めるためのヘルプなので、たとえトイレに行きたくなっても我慢が必要です。
それくらい、ヘルプの存在は指名キャバ嬢にとって大切なのです。