キャバ嬢にとって顧客管理も仕事のうち
キャバ嬢生活が長くなってくると、当然お客さんの数も増えてきます。常連さんが増えるのはとても嬉しいことですが、同時に「お客さんのことが覚えられなくなってきた」と感じる女の子も多いようです。
そこで使える便利なツールが、お客様ノート。
「自分のことをちゃんと覚えてくれている」とお客さんに喜んでもらえるので、結果的に固定客を増やすことにも繋がります。お客さんの情報を管理するお客様ノートは、キャバ嬢のマストアイテムと言えるでしょう。
お客様ノートに記しておくべきこと
「お客様ノートって何を書くべき?」と疑問に感じる方も多いかと思いますので、ここではノートに書くべきことをまとめてみました!
実際私もノートをつけ始めてから指名数が増え、安定した収入を稼ぐことができています。ぜひ、以下の項目ごとにお客様ノートを書いてみてくださいね!
顧客情報
顧客情報とは、名前や生年月日、職業などお客さんの基本的な情報のこと。これらをまとめたものを顧客台帳と呼んでいます。
顧客台帳にはプライベートな個人情報を書き込んでいくので、失くさないよう注意しましょう。
顧客台帳に記入するべき項目は以下の通りです。
- 名前
- ニックネーム
- 初回の来店日
- 初指名日
- 生年月日、もしくは誕生日、大まかな年齢
- 連絡先の電話番号(主に携帯電話)
- 連絡先のメールアドレス
- 仕事内容(名刺をもらっている場合は会社名、会社の住所、役職、電話番号)
- 血液型
- 既婚か独身か
- 連絡できる時間帯
- 来店が難しい曜日(土日不可等)
全ての情報を聞き出すのは難しいかもしれませんが、少しずつ情報を埋めていければベスト!
来店情報
お客さんがお店に来られた際の情報は、来店情報としてお客様ノートに記しておくと非常に便利です!
来店情報で記入しておくべき項目は以下の通りです。
- 来店した曜日、時間
- セット数
- 同伴の有無
- ボトルを注文した場合はその金額
- 誰と来たか(友達同士か、同僚か上司か等)
- 支払い方法(カード、現金)
- 領収書を要求したきたかどうか
- どんな会話をしたか
来店情報は、次回接客する際スムーズに案内ができたり、お客さんの傾向を把握する上でとても大切なもの。
すぐに忘れてしまいがちなので、接客後時間があればすぐにメモしておくと良いでしょう。
ランク分け情報
ランク分け情報とは、よく来てくれるお客さんやたまに来られるお客さんをランクごとに分類したもの。
お客様のランクをつけておくと、来店頻度や金額によって接客サービスに差をつけることができます。
例えば、以下のようなランクづけがおすすめ!
Aランク: 週に2〜3回来店してくれるお客さん
Bランク: 週に1回来店してくれるお客さん
Cランク: 月に2回以上来店してくれるお客さん
Dランク: 月に1回来店してくれるお客さん
Eランク: 2~3ヶ月に1回ほど来店してくれるお客さん
上記はあくまでも事例ですが、来店頻度の他にも使ってくれた金額でランクづけするのも良いですね。自分で把握しやすいようにアレンジしてみてください♪
お客様ノートを活用してお客さんの心を満たそう
キャバクラに来られるお客さんに最も喜ばれるのは、キャバ嬢が自分のことを覚えていてくれた時。そこで使えるのが、お客様ノートなんです。
例えば来店したのが半年以上前だったとしても、「そういえば前回いらした時、〇〇って言ってましたよね!あれ、どうなったんですか??」と聞いてみてください。お客さんは、「そんな前のことを覚えていてくれたんだ!」と間違いなく感動するはず。
他にも、「〇〇さんは〇〇が好きって言ってましたよね♪」と切り出せば、話題づくりのきっかけになります。これらは全て、お客様ノートに書いておいたことが活きていますよね。